久しぶりに友達に会うと
「声低くなった?」
「ハスキーボイスになってる(笑)」
「声変だよ?風邪ひいた?」
なんて言われること、増えていませんか?
実はこれ、実際に私が友人に言われたことなんです(涙)
好きで低くなってるわけじゃないんですよね。
私の場合は幼稚園教諭になってから3か月くらいでのどに限界が来ました。
働き始めで声の加減が分からなかったんです。
大きな声ばかり出していた結果、声が枯れてしまって話すのもつらくなってしまいました。
特に運動会や発表会前、行事の練習をしているときは知らず知らずにのどを酷使している状態だったんです。
日に日に声がかすれて出しにくくなっていくので、苦しかったことを覚えています。
この記事では、声枯れって元に戻るの?痛くてツライときのケア方法をご紹介しています。
また、本文後半では「声の出し方のコツ」「声枯れの悩み解決法」も書いています!
幼稚園教諭になったら声枯れした!のどが痛くて声を出すのがツライ…
声枯れすると思うように声が出なくてツライですよね。
幼稚園教諭をしていると子供たちと思うように接することが出来なくなるので、精神的にもツライと思います。
のどの痛みや声の掠れは治るので安心して下さい。
のどをちゃんと休めること、これだけは守ってくださいね。
声枯れしてハスキーボイスになった低い声は元に戻らない!?
のどの痛みが治まっても、毎日毎日声を張り上げて過ごしてのどを酷使している状態。
そんな状態で元の声にもどるのでしょうか?
答えはYES!
私のハスキーボイスが元に戻ったと感じたのは退職してから約5ヵ月後。
「本当にのどを休めないと治らないんだ」と思ったのと同時に、かなり体への負担をかけてしまっていたことに気づきました。
ハスキーになってしまった声をずっと聴いていると、元の声の高さって忘れてしまうんですよね。
幼稚園教諭特有の声枯れ!枯れやすくなる原因はコレ!!
声が枯れてしまう原因は『のどの使い過ぎ』。
使い過ぎの原因としては、
①子供たちへの注意、声がけ
②子どもたちに歌を教える、一緒に歌う
③園庭などの外遊び
④絵本読み
⑤子どもたちと行事(運動会、発表会)の練習
など
子どもたちに対して話しかけることが多いので、大きな声を日常的に出しています。
そのせいで「のどが休まるときがない」というのが原因なんです。
のどを使い過ぎることで声帯が腫れてしまいます。
声帯が腫れてしまうと、のどがふさがり段々と声が出しにくくなっていきます。
腫れを引かせるためには、「話さない」ことでのどを休めることが一番なんです。
のどが痛い!!声が出にくくなっているときの対処法
のどに違和感を覚えたらすぐにケアすることを徹底しましょう。
元々のどが弱い人は、特に日頃のケアが大事です!
私ものどが弱い方で、働く前からよくのどを痛めていました^^;
のどの乾燥を防ぐ
のど飴をこまめに舐めておくと楽になります。
個人的にはボイスケアをうたっているのど飴がおすすめです。
飴が舐められない時は水分でのどを潤しましょう。
お茶では番茶やほうじ茶や麦茶などカフェインが少ないお茶がいいです。
甘いのが好きな人には『はちみつレモン』がおすすめ。
加湿器を使用する
加湿器がある園ではそれだけで乾燥が抑えられるのでいいですね。
加湿器には負けますが、机に置ける簡易的な加湿グッズもあるので取り入れてみましょう。
うがいする
のどに違和感があった時はなるべくうがいをしましょう。
かといってやりすぎはNG!なので気を付けて!
ご飯を食べた後など、あらかじめいつやるかを決めておくと日頃のケアにもつながります。
のどを温める
蒸しタオルを使ってあたためるのもいいでしょう。
やけどには注意です。
じんわり温めてのど周辺の筋肉をやわらげましょう。
浴槽にお湯をためて入浴するのもいいですよ!
蒸気でのども潤うのと身体が温まり疲れも取れるので一石二鳥です。
寝るときはマスク
寝ているときって意外とのどが乾燥します。
日頃からマスクをつけて寝るのはおすすめです。
息苦しくなってしまう人は、睡眠の質が悪くなってしまうのでマスクしない方がいいでしょう。
睡眠時間を確保する
残業や持ち帰りの仕事で睡眠時間が少ない人が多いと思います。
身体に不調が出ているときはなるべく早く寝て休みましょう。
仕事が溜まっている場合は朝早く起きて仕事をする方が身体の負担も少ないですよ。
声枯れしないように・・・|声の出し方のコツ

腹式呼吸を身に付ける
腹式呼吸を身に付けましょう。
特に大きい声を出すときは腹式呼吸がいいです。
お腹から声を出すようにできればのどの負担が抑えられ声枯れしにくくなりますよ。
腹式呼吸の簡単なやり方の動画を貼っておきますので、参考にしてみてくださいね。
注意を引き付けるときに大きい声を出さない
大きい声で張り上げなくてもなんとかなったりします。
年長であれば先生のことをよく見ている子供も多いと思います。
笛や楽器などの音の出るもので注意を引くことが出来るときは、積極的に使っていきましょう。
さいごに
幼稚園教諭は話すことが多く、大きい声を出すことが多いです。
元々のどが弱いという自覚のある人は、日頃からケアをしてもしもの事態に備えるようにして下さいね。
体調不良になってから、園の対応に「あれ?」って違和感を覚えることがあるかもしれません。
あなたの身体はあなたのものです。
あなたが今ツライと感じているなら、そのツラさを軽くできるような行動をしていきましょう。