「悪口を言われたわけじゃないけど、なんかイライラする」
「なんでそんなことをこの人に言われないといけないんだろう」
「なんかモヤモヤする…」
そんな風に感じることはありませんか?
もしかしたらあなたはマウンティングされているのかもしれません。
実は、女ばかりの職場では起こりがちな現象です。
この記事では、「マウンティングする人の深層心理」と「タイプ別攻略法・対処法」をご紹介します。
記事を読むことで、マウンティング女から解放される日に近づけるかも。
マウンティング女から脱出するたった一つの方法も書いてありますので、そちらもあわせて読んでみてください。
マウンティングする人の思考|あの人って何考えてるの?
マウンティングしてくる女は、「私のほうがあの人よりも幸せである」と勝手に格付けして自分のほうが立場が上であるとアピールしてくる傾向にあります。
他人と比較をすることで、少しでも「私のほうが上」と思えることを確認したいんです。
些細なことでも「自分が上であることを確認」しては自尊心と優越感を満たしています。
なぜそのようなことをしているのかというと、それは自分に自信がないからなんです。
マウンティングする人は、自分に対して「コンプレックス」や「劣等感」、「見下されたくない」というネガティブな思いがあります。
一時的にでも「私はあの人よりも幸せ」「私はあの人に比べたら不幸じゃない」と自分より下の人を作ることで満足しているんです。
マウンティングする人の5つの心理
マウンティングする人はどんな心理状態なんでしょうか。
強い承認欲求がある
周りの注目を浴びるのは自分であると考えています。
周りの人から「すごいと思われたい!」「羨ましいと言って!」という衝動からマウンティングを思わせる発言をしてしまうんです。
強い承認欲求があるおかげで自分を優位に見せるため、相手を下げる言葉を使ってきます。
自分に自信がない
ダメな自分を隠すためにマウンティングすることもあります。
自慢話や高価なものを身に着けることも、身につけているものの価値の高さで自分のコンプレックスを補おうとしているのです。
そのため、優越感を味わうために「すごい!」と言われることをしてしまう傾向があります。
競争心が強い
競争心が高いが故に、他人より劣っている自分が許せないという感情があります。
そして、自分のほうが優位であるということをアピールしたいためマウンティングをするような発言を繰り返してしまうんです。
マウンティングする人は自分が悪いと素直に認めることができず、謝ることができません。
また、仕事で困ったことがあったとしても下だと思っている人たちには弱みをみせることはありません。
劣っていることを隠すため、拗ねらせていることがほとんどでプライドが高い人とも言えるでしょう。
勝ち負け、上下の世界で生きている
自分の身の回りで起きているとを勝ち負けや上・下で判断しようとします。
美人や可愛い人は勝っていて、ブスやぶさいくは負けている。
結婚していれば勝ち、独身であれば負け。
などと個人の勝手な価値観で人を判断していきます。
小さい頃から比較されながら生きていたり、負けている側として強く刷り込みされているとマウンティングという形で現れることが考えられます。
自分が勝つためには相手を負けさせる必要があるんです。
実は孤独を感じている
他人を素直に受け入れることができずに「周りはみんな敵!」と認識していることがあります。
信じられるのは自分ひとりのみなので、常に臨戦態勢。
周りの人を敵と認識しているので、負けないようにマウンティングして優位に立とうとします。
人の「幸せそうな話」「嬉しい話」に対して敏感で、不安をあおるようなことを言って少しでも自分が上に立てるよう必死になっています。
マウンティングする人の5つの特徴
普通に会話をしているけど跡になって考えると「何か引っかかる…。あれってバカにされてた??」となることがあります。
相談なのか愚痴なのかとりあえず話を聞いているとマウンティングだったということが多いんです。
遠まわしに「私のほうがすごいのよ」とアピールすることで気づくまでに時間差がかかってしまうんです。
自分の主張が強い
「○○していないの!? それはやばいって!」
「○○していないなんて、ありえないわ~!」
などと一方的な主張を押し付けてくることがあります。
マウンティングしている人には劣等感があるので、常に相手よりも優位でいなければいけないという強い思い込みがあります。
周りの人から「あの人は劣っている」と判断されることはあってはいけないことなんです。
そのため普通の人に比べて「なめられないように」「相手より優位な立場にいなければ」といったあせりや不安を強く持っています。
自分の主張を強く表現することで、自分が優位にいると安心できるので常に主張が強いのです。
気がつかない
マウンティングする人は周りのことを「気に留めない」、「気づくことが出来ない」、「空気が読めない」女が多いです。
そのため、相手が不快に感じるような言葉を平気で使うことが出来るんです。
自分の言った言葉で「相手がどう思うのか」まで気づけないし、「想像すること」ができません。
無意識にマウンティング発言をしている人もいれば、意図的に「空気を読まない」人もいるので相手はどちらなのか注意が必要です。
人を小馬鹿にしたような発言
質問に対して質問で返すことや「○○って知ってますよね?」と自分が知っていることはみんなが知っていて当然であるかのようにふるまってきたりします。
新人やまだ仕事に慣れていない状態であれば、仕事の事を聞かれたとしてもほぼ知らないことが多いはず。
でもマウンティングする人はそんなこと関係ありません。
「知らない」を知らないと言っても「そんなことも知らないなんてありえない」と一方的に自分の主張を押し付けてきます。
知らないのをわかっていて話しかけてきている場合もあるので注意しましょう。
人に無知であることを強要する
新人などに仕事を教える先輩や上司も上から目線の強い言葉を使う傾向にあります。
そのほかにも、人から「先生」と呼ばれる職業などの人を指導する立場の人は上からの物言いになることが多いです。
教えるという行為によって無意識に相手より上の立場であると認識することがマウンティングにつながったりするのです。
教える側の人は、あなたに「自分が無知である」ことを強制していることになるため物言いが上から目線になりやすくなります。
上から目線
上から目線な態度や物言いをする人は、「私はあなたよりも優れている」と思っています。
ですが必ずしも優れた結果を残せているわけではありません。
自分は優秀だという感覚を持てたことがない自信にコンプレックスを持っている人こそが、実は上から目線になりやすいんです。
実際に優れた実績を持っている相手にはむしろ強烈な劣等感を感じてしまうため、マウンティングしてしまうでしょう。
マウンティング女の種類
マウンティングする女にも種類があります。
あなたの周りにいるマウンティング女はどんな人ですか?
とにかくアドバイスをしたがる
求めていないのに、独自の観点から嬉しくもないアドバイスをしてくる人。
彼氏が出来たばかりで幸せそうな人に対して、「(私が思う)男が浮気しない良い女の法則はこれ」だとか「彼に捨てられない方法」だとか『別れてほしいと思ってるのかな?』と思わせる人がいます。
「これは知っておいた方が良い!」や「こうしたほうがもっと良いと思う」と親切なふりをしてあれやこれや言ってきますが、アドバイスが的外れすぎて全くありがたくありません。
勝手な意見を押し付けられているだけなので聞き流しておくのがいいでしょう。
私たち親友だよね
仲がいいと思わせて「なんでも相談に乗るから!」と言っておいて、実はプライベートの情報を聞き出すのが目的!
聞き上手なのでなんでも話してしまうのはとっても危険です。
この場合、色々情報を話していると相手のアドバイスを聞き入れてしまう可能性が高いので注意です。
言葉巧みにプライベートを詮索してくる人には十分気を付けましょう。
自分が中心にいないと気が済まない
仲間はずれを助長するようなことをしていたらこの種類かもしれません。
仲間同士で話していて一人が席を外したとします。
マウンティング女の中で良い場所にいる人は戻って来てから「さっきこんな内容の話をしてた」と親切に教えるでしょう。
仲間外れにしようとしている人などにはそんなフォローは一切なかったりします。
マウンティングしてくる人とはさようなら!!今から出来る4つの対処法

話を聞き流す
「おかしいな」と違和感を感じたら、サッと身を引きましょう。
聞き流すことが一番です。
相槌は「すごいねー!」「いいなー!」「うらやましい!」などの誉め言葉をつかって返事をするといいでしょう。
そうすることで優越感に浸れるので満足するはずです。
張り合わない
もしモヤモヤを感じたらあの人は「自信がないんだな」「プライベートが大変なんだ」と思うようにしましょう。
劣等感などの自分に対する自信のなさや満たされない心がマウンティングとなって表れています。
一歩引いて、「必死にアピールしてるんだなぁ」「幸せだと思い込んでるのかなぁ」と遠目から見ることで怒りを抑えましょう。
秘密主義になる
人のプライベートな情報が大好物なので自分からは話さないようにしましょう。
情報を与えれば与えるだけマウンティングされやすくなる可能性が高くなるため、自分で守れるところは守っておくのが良いです。
仕事上の話以外は当たり障りのない会話で過ごし、マウンティングに発展する情報を与えないことで仕事の時間を平穏に過ごしましょう。
かかわりを最低限にする
マウンティングする人とは出来るだけ関わらないのが一番です。
職場で関わる場合には、常に「仕事モード」で接するといいでしょう。
職場は仕事をする場所なのでプライベートの関わり方をする必要はありません。
さいごに
マウンティングはお互いにコンプレックスを抱えている場合、双方の闘争心をかきたてエスカレートします。
相手より常に上でいないと自分に価値がないと思うことは、生きていくのに辛く大変なことです。
人によって「幸せ」の形は違うので、マウンティングされたとしても気にせず過ごすと良いでしょう。
一歩引いて相手を見ることで冷静になれるので、吹っ掛けられても軽く受け流し快適に生活していきましょう。