幼稚園教諭の転職

幼稚園教諭が保育園に転職!?みんなの転職理由と働き方の違いに迫る!

幼稚園教諭として働いていると「保育園はどうなんだろう」って気になったことはありませんか?

私は幼稚園教諭免許と保育士資格を取得し、教育に携わりたかったのでそのまま幼稚園に就職する道を選びました。

しばらくして、幼稚園では関わることのない0~2歳児の保育をしてみたいと思うようになり、仕事の幅や経験を広げるためにも保育園に転職したいと思うようになったんです。

転職を決意した他の先生たちはどんなことが理由で保育園で働こうと思ったのかが気になったので、調べてみました。

この記事では、
「幼稚園教諭から保育園に転職するみんなの理由や不安に思う事」
「働いてみて分かった幼稚園と保育園の違い」
「幼稚園教諭が保育園で働くことをオススメしたい理由」
についてお伝えしています。

ゆり先生
ゆり先生
「保育園が気になっているけど、経験がなく不安…」と思っている方にぜひ読んでほしいです!

保育士の資格がなくても保育園で働ける方法についても書いています。

幼稚園教諭が保育園に転職!?みんなの転職理由

幼稚園教諭から保育園に転職した人、転職を考えている人たちの転職理由をまとめてみました。

大学を卒業と当時に幼稚園教諭資格と保育士資格を取得しました。
卒業後は幼稚園に就職し、幼稚園での仕事もだいぶ慣れてきたころに「せっかく保育士の資格を持っているなら保育園で働いてみるのはどうだろうか」と思うようになった。

幼稚園で働くよりも保育士に転職したほうが、今後の需要がありそうで将来的にも安定できると思ったから。

日中働いている保護者の代わりに、子どもたちの生活面をサポートする部分に関わってみたかった。

今までの経験を活かして幼稚園の仕事を探していたが、転職活動をはじめてみると幼稚園よりも保育園の求人が多かった。
世の中では保育士不足が騒がれていて保育士が求められていることがわかったので、保育士を経験していた方が今後転職しても働けるところが多いと思ったから。

赤ちゃんや小さな子どもが可愛いのと、もっとゆっくりと子ども達と関わりたいとの想いもあったので「保育園で働いてみたい」と思った。

3~5歳児だけではなく0,1,2歳児の保育をしたくなり転職しました。

私が働いていた幼稚園はものすごく行事に力をいれていて準備や発表会の練習がすごく大変でした。毎日毎日子どもたちに練習をさせていることが嫌になり転職。ゆったりとした保育方針の園に転職できたので楽しく仕事が出来そうです。

小学校受験に力を入れている親御さんが多い幼稚園だったので、ご意見や要望が多く期待が高すぎるため嫌になり退職しました。保育内容はお受験対策ばかりで外遊びは10分程度。満足に遊べない子供たちを見ていて苦しくなりました。

幼稚園から保育園に転職するときに不安に思う事

乳児クラスは実習でも経験したことがないので、どういう保育内容なのかも全くわかりません。幼稚園の経験が役に立たなそうなのでかなり不安。

学校を卒業後すぐに幼稚園に勤め始めました。そのため0~2歳児の子どもの保育をした経験がありません。学校で習ったのが最後でミルクの作り方、オムツの替え方、赤ちゃんとの関わり方を忘れているため働いていけるのか不安です。

保育士免許は持っているが幼稚園でしか働いたことがなく、保育園は学生の頃に実習で体験した程度しか知らない状況でやっていけるのか心配。

関わってきていない0~2歳児に接することへの不安や心配をしている方が多いですね。

働いてみて分かった幼稚園と保育園の違い

保育園の規模や保育方針にも違いがありますが、保育園の大まかな特徴は次の通り。

  • 幼稚園より保育時間が長い
  • シフト勤務になることも
  • 幼稚園と比べると生活面がメイン
  • 複数の担任がいる
  • 園庭がないところも多い
  • 幼稚園よりも行事の規模が小さめ

幼稚園より保育時間が長い

幼稚園はだいたい朝の9時から14時まで(預かり保育をのぞく)。1日の大半がクラス活動や遊びであっという間に過ぎていきます。

保育園は日中働いている保護者が多いので、登園が早い子は開園時間の朝7時から預かります。保護者のお迎えがあった子から順次降園し、園によっては20時までの延長保育を行っています。

幼稚園と比べると、ほぼ毎日長い時間子ども達と一緒にいることになります。

シフト勤務になることも

保育園の場合は早番遅番のシフト勤務になります。

シフト勤務の良いところは、早番なら早い時間に勤務が終わるので早く帰ることが出来ます。

遅番であれば朝にゆっくり過ごすことが出来るので、家事や掃除をしてから出勤できます。

勤務する保育園によって土曜日保育やは休日保育を行っているところがあります。

その場合は平日に休むことができるので、買い物に行ったり役所に行ったり普段できない用事を済ませることができます。

幼稚園よりフレキシブルな勤務体制なので、そういう働き方がいいという方はいいかもしれません。

幼稚園と比べると生活面がメイン

保育園では生きる上での生活習慣を身についていく場所です。

トイレトレーニングやお箸の使い方、お布団の畳み方などの基本的な動作が身に付きます。

5歳児になると乳児クラスでお手伝いをしたり、遊び相手になることも。

家では一人っ子だったとしても保育園では兄弟のような関わりを持てるので、感情面での成長に触れることもできそうです。

複数の担任がいる

幼稚園では1人で1クラス担任が基本的ですが、保育園では園全体でひとりひとりの子どもをみている感じになります。

緊急的に他のクラスの先生が担当することになっても、子どもと先生共に嫌がることなくスキンシップが取れていることがほとんどです。

「先生」と言うよりも「家族」や「親戚」に近い感覚かもしれません。

保育園のメリット

子どもと長い時間関われる

保育時間が長いため子供たちと長い時間一緒にいることになります。

乳児とも触れ合う時間が長いので、乳児と関わりたい人にもメリットでしょう。

担任が複数いる

私がいた保育園では1クラス2人以上の担任で構成されていて、年齢が小さいクラスになるほど子ども6人に対して1人で担当、子ども3人に対して1人で担当と手厚い体制でした。

1人で全部やらなければいけないという緊張感が和らぎ、仕事がしやすかったですよ。

人数がいるので協力しあえる

行事の準備は分担してみんなで協力していました。

そのため、家に仕事の持ち帰るということがほとんどなくありがたかったですね。

わからないことがあっても誰かしらわかる人がいるので、入ったばかりの時はとても助かりました。

保育園のデメリット

「先生でいたい人」には物足りないかも

保育園の場合は「先生」というよりも「家族」「親戚」という感じで子供たちと関わることになります。

子供たちが行事や発表会を乗り越えたときの成長を見守ることにやりがいを感じていたり、「教育」を重視したい「先生らしくいたい人」は物足りなさを感じてしまうかもしれません。

勤務時間が不規則

シフト制の場合は勤務が早番・遅番など日によって時間が変わるため不規則になりがちです。

規則的な勤務になれている人は慣れるまでに時間がかかってしまうかもしれません。

ですが、シフト制では勤務時間が人により違うため「先輩より早く出勤しなければ」「先輩より先に帰れない」など独特の雰囲気がなくなったと喜んでいる人もいます。

幼稚園教諭しか働いたことなくても働ける!


幼稚園教諭として働いた経験は、0~2歳児までの保育にも十分活かすことができます。

3歳児のクラスを担当したことがあるなら、3歳児の姿を十分に理解していることになります。

3歳児は2歳児が成長した姿なので、3歳児の姿がわかっているのであれば2歳児と関わるときに役に立ちます。

幼稚園でも取り入れるような集団遊びをアレンジして2歳児クラスで取り入れると子供たちの吸収スピードが速くてびっくりしてしまうでしょう。

0歳児の場合、もちろん初めのうちは乳児のミルク作りやおむつ替えに戸惑いこともあると思います。

寝かしつける時も慣れていないと、子どもたちが全然眠ってくれないこともあったり…。

経験がないうちは思うようにならないことがほとんどです。

でも1か月も働けばミルク作りもおむつ替えも手際よく出来るようになります。先輩たちもいますしね。

ひとりひとり生活リズムが違うので、ゆっくりとした時間を過ごせるわけではありませんが子どもたちは可愛いですよ。

幼稚園教諭が保育園で働く時の注意点


働き始めの頃「事務作業やることも大事だけど、子どもとの関わりを大切にしてね」と先輩の保育士さんに言われたことがありました。

幼稚園で働いていた人は、事務作業を優先しがちなのだそう。

子どもの安全を第一優先で動いていたのですが、保育士さんから見ると不十分だったようです。

全ての園でというわけではないと思いますが、気に留めておくといいと思います。

保育士の資格がないけど働きたい!そんな時は・・・

「幼稚園教諭免許はあるけど保育士資格がない」場合でも、働くことは出来ます。

方法としては、

  • 保育補助として保育園で働く
  • 特例制度で保育士資格を取る

資格が無くても資格を持っている保育士がいれば、「補助の先生」というかたちで働くことができるんです。

保育士資格を持っている保育士が一定人数以上いれば、保育園として運営上は問題ありません。

保育士が数人、あとは資格を持っていない補助的な職員さんが多い保育園が多くなってきています。

幼稚園教諭免許状があれば、特例制度を利用して働きながら資格取得ができるのでその方法もおすすめですよ。

面接の時に資格取得を考えていることを話しておけば、業務に対して前向きであることをアピールすることも出来るでしょう。

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幼稚園から保育園へ転職する方法

幼稚園から保育園への転職をする場合は、
保育求人を扱っている転職サイトを利用しましょう。

保育園未経験であれば、キャリアアドバイザーのいる転職サイトがオススメです。

不安なことは相談することが出来るので心強い存在ですよ。

登録や利用に料金は一切かからないので、転職を考えているなら利用した方がイイです。

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さいごに

幼稚園での経験しかなかったとしても、保育園で働くことは出来ますしオススメの転職先です。

もし、保育園への不安が強いのであれば「幼稚園型の認定こども園」や「教育に力を入れている保育園」を探してみるのもいいですよ。

求人を探すときは、保育求人を扱う転職サイトで探しましょう!

転職サイトで探すのは、とっても効率が良く待遇の良い求人が多いんです。

お得なサービスは賢く利用していきましょうね!

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幼稚園と保育園。
関わる子供たちの年齢は違っていても、これまでの経験は必ず役に立ちます。

すでに子どもたちと関わってきた経験があるので、その経験が活かせる場面では発揮していけばいいのです。

「やったことがないから」と不安になるのは当たり前。

みんな最初は未経験からスタートします。

未満児の保育経験がなかったとしてもこれから覚えていけばいいですし、身構える必要はありません。

あなたに「やってみたい!」という想いや意気込み、やる気があれば、保育園で働いていけますよ!

ゆり先生
ゆり先生
挑戦しようとしているあなたを応援しています!
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